とは、高杉晋作の辞世の句ですが、
この言葉を、わたしたちは編集者の心得のひとつとして
使わせていただいています。
題材がおもしろいものばかりであれば、
何も苦労することはないでしょう。
でもなかなかそんなふうにはいきません。
それほどでもない題材で書くときこそ、
編集者・ライターの腕の見せどころ。
取材・編集・ライティングにおいても大切なのは「視点」。
企業紹介でも人物紹介でも、お店紹介でも、
ほんのすこし見方を変えれば、あるいはその題材について
いろいろ勉強して材料を集めれば、かならずどこかに、
記事をおもしろくするトリガーが発見できるはず。
わたしたちは、そんなワクワクするような「発見」に、
大きな喜びを見いだしています。
いかにして読んでもらうか。わたしたちは、
まずそのことに意識を集中して編集会議を行います。
どれほど有益な情報でも、どんなにおもしろいネタでも、
読んでもらえなければ、存在しないも同じ。
それは「読者に迎合する」うんぬんの話ではなく、
いかにして届けるかということ。
硬派な記事であれ、軽い街ネタであれ、
情報は届いてはじめて生きるもの。
この当たり前なことがとても大切だと考えています。
また、取材・編集・執筆においては
バランス感覚がとても大切。
冊子の各ページの展開の仕方、連続性と変化の与え方、
主張・情報の出し方と流れ、理解を即すための
方法と順序、重要性の優先順位…。
さらに、１冊の中だけでなく、
毎号のバランスにも配慮することが必要です。
わたしたちは、可能なかぎり大きな視野でものごとを
捉えて取材・編集・ライティングできるよう、
情報の縦への深さだけでなく、
横へのひろがりが持てるよう努力しています。
編集プロダクションとしての立場から、雑誌・情報誌の取材・編集・執筆、本・書籍等出版物の取材・編集・ライティング、フリーペーパーの取材・編集・執筆、PR誌・ピーアール誌の取材・編集・ライティング、広報誌の取材・編集・執筆など、あらゆる冊子の取材・編集・ライティングの業務委託を承ります。三重県内はもちろん、全国からご依頼受付中。
